大阪府バレーボール協会公認指導者制度について
(公認指導者制度の目的)
@ 昨今低迷するバレーボール界において底辺の拡大と高いレベルの選手育成は急務であり、 公認指導者制度を確立させ、バレーボール指導者育成を通し、バレーボールの普及・強化を目指す。
A バレーボール指導者が講習会や研修の場を通して、指導者としての資質を向上させるために互いに高め合い、情報を交換する場を提供する。
B 大阪府バレ−ボ−ル協会に登録されているすべてのチーム育成指導者は公認指導者資格を有して指導を行い、大阪府バレ−ボ−ル協会が主催する大会について、有資格者がベンチ入りすることを制度として確立する。
(公認指導者の種類)
@ 大阪府バレーボール協会初級指導者
A 大阪府バレーボール協会上級指導者
(公認指導者講習受講条件と資格認定)
@ 初級指導者講習の受講条件は満18歳以上でバレ−ボ−ル指導者をめざす者であること。初級資格を取得するには、大阪府バレ−ボ−ル協会プロモーション部の主催する初級指導者講習会(1日・8単位)を受講しなければならない。課程を修了した者には初級指導者講習修了証を与え、同時に資格を認定し、初級指導者登録証を発行する。
A 上級指導者講習の受講条件は初級指導者で上級指導者をめざす者であること。上級資格を取得するには、大阪府バレ−ボ−ル協会プロモーション部の主催する上級指導者講習会(2日・16単位)を受講しなければならない。課程を修了した者には上級指導者講習修了証を与え、同時に資格を認定し、上級指導者登録証を発行する。
B (財)日本体育協会の認定する指導員・コーチの資格を有する者は資格を証明するものを添えた申請があれば上級指導者として認定し、上級指導者登録証を発行する。
C (財)日本バレーボール協会主催の講習会の受講者やJVA認定コーチ等の資格者、FIVB主催の講習会の受講者やFIVBの有資格者は資格や受講を証明できるものを添えた申請があれば大阪府バレーボール協会プロモーション部部長判断で初級または上級指導者として認定し、指導者登録証を発行することができる。
(公認指導者の登録及び有効期限)
@ 初級指導者は講習会の修了を持って登録される。登録の有効期限は登録した年度を含め4年間とする。登録に必要な経費は2000円とし、講習会の当日に徴収する。登録費は登録証作成費及び4年間の事務・通信諸費にあてられる。
A 上級指導者は講習会の修了を持って上級指導者の登録が行われるが、登録の有効年度については初級の有効年度のままとする。また、前出3B・Cの認定者については初級と同様に登録の有効期限は登録した年度を含め4年間とする。
(公認指導者の研修義務と登録の更新について)
@ 公認指導者は有効期限の4年間の間に資質および指導力向上のため、大阪府バレ−ボ−ル協会プロモーション部が指定または認定する研修会・講習会を登録有効期間中に少なくとも1回は受講しなければならない。その講習修了証は、資格更新手続きに必要とする。
A 更新対象者には有効年度の最終年1月に更新手続きの書類を送付する。
B 年度内に更新の申請が行われれば次年度より4年間の更新を行う。(申請には研修の証明と4年間の登録費2、000円の振込証明が必要)
C 有効な通知を受けることができなくなるため、公認指導者は住所の変更や氏名の変更があれば申告する義務を負う。
有効期限の切れた場合は資格を失効する。ただし、入院等やむを得ない場合は大阪府バレーボール協会プロモーション部部長の判断で1年間の猶予期間を設けることができる。
(*その他の資格について)

国体・全国マスターズのベンチ入りには日本体育協会の公認資格が必要です。
大阪府ではC級スポーツ指導員の専門科目講習を実施しています。
全国大会規模のベンチ入り資格については、平成16年より4年間のみ「JVA認定コーチ」の資格でベンチ入りが認められます。(平成19年度以降については未定です)大阪府では上級指導者資格の方を「JVA認定コーチ」に推薦しています。